パソコンを活用しよう！

そこで、今日は最近よくご質問をいただくDVD Flickなどの海外製のソフトを使った時にエラーが出る原因について書きたいと思います。

このブログでは海外製のフリーウェアをご紹介する時には出来るだけ日本語化の仕方から説明していますが、日本語化というのは文字を日本語にするだけの物がほとんどなので、ソフトによってはインストール先や作業用のフォルダ、ファイル名に全角文字（２バイト文字）や半角カナが使われているとエラーが出てしまう事があります。

ユーザー名に全角文字が使われているとマイドキュメントやデスクトップに作ったフォルダやファイルのパスに全角文字が含まれてしまうので海外製のツールで認識できなくてエラーとなってしまいます。

そもそも全角って何？って人の為にちょっと説明すると、全角とは横幅が広い文字（２バイト文字とも言う）の事で漢字やひらがなはすべて全角文字になります。

アルファベット、数字、カタカナには、全角と半角があるので特に注意が必要ですが、
全角文字や半角カナは日本特有の文字なので海外製のソフトでは正しく認識出来ずエラーが発生する事があります。

フォルダ名やファイル名をちゃんと半角文字にしたのにエラーが発生するという質問があるのですが、
多くの場合はマイドキュメント(My Documents)にインストール先や作業用フォルダ、出力先フォルダをしている場合です。

なぜMy Documentsは半角文字なのにダメなの？と思うかもしれませんが、
マイドキュメントというフォルダはWindowsの特殊なフォルダの１つで、
マイドキュメントの中のデータは、Windowsの内部的には「C:\Documents and Settings\ユーザー名\My Documents\」というフォルダに保存されています。

よって、ユーザー名が全角文字の場合にマイドキュメントを指定すると海外製のツールではエラーが発生してしまう事があります。

解決策としては、ユーザー名を半角にすれば解決するのですが、ユーザー名を半角にするのはとても大変なので作業なのでお勧めしません。
※コントロールパネルのユーザーアカウントでユーザー名を半角に変えてもフォルダ名は最初に付けたユーザー名のままです。
Cドライブの直下などに半角で「data」などの分かりやすい名前のフォルダ名を作成して、そこにインストール先や作業用フォルダ、出力先フォルダを指定する事をお勧めします。

言うまでもないですが、デスクトップもフォルダ名自体が全角なのでダメですよ！

海外製のソフトを使ってエラーが出た場合はまずこの辺を調べてみて下さいね。